プログラマ行進曲第二章

主にソフトウェア関連の技術をネタにした記事を執筆するためのブログ

そういえば「勉強」なんて反吐が出るほどやりたくないという自分の性質を忘れていた

以下一人言。

中学受験とかして一応第一志望に受かったのだから「勉強」というものに対する基礎の忍耐力はあるのだが、あれが成功したのは純粋に「楽しかったから」続けられたってことがあると思う。

今の現状、自分に足りないものがたくさんあるので学ばないといけないことは山のようにあるんだけど、それを埋めようとして無理矢理「勉強」しようとしていて、結果的にやる気を無くしてあんまり身についていないなあ、ということを繰り返していたように思います。

なので、これからは(?)「ブログには書きたいことは書くし」「やりたいとおもったことをやるし」「楽しいことを優先してやる」って感じでやっていきますかね。プログラミングとか「勉強」とか思ってやっても全然楽しくないし。

何か色々見失ってばかりですが、久しぶりに英語の音読とかして「楽し−!」とか思ったので書いてみました。

技術的なことも「楽し−!」って思ったことをまずやってみようかなって思います。

読書(主に技術書)を集中して読むためにこんなこととか試して実験中

  • 外で読む
    • 通退勤時の電車の中とか本屋とか公園とか喫茶店とか。
    • 耳障りなドラマやバラエティ番組(限定用法)をつけていて見ているとか主張しているくせにリビングでイビキをたてて寝ている親がいる家よりかは多少集中できた。が、持続的かどうかは不明。金銭的な意味でも、本を持ち歩く体力的な意味でも、そもそも自身の集中力が続く時間的な意味でも。
    • 新宿に近い人ならbookathonとかに参加するのも良いかもしれない。私は参加したこと無いけど。airbookathonとかlonelybookathonならしたことある。
  • 飽きたら別の分野の本を読む
    • 仕事で直接役立つ本
    • 開発を楽にしてくれる本
      • Mercurialの本(職場のソースコード管理はSubversionだけど、hgsubversionを利用するから)
      • サーバーとかネットワーク関連の知識の本(そもそも基本的なことが分かってなかったから)
    • 仕事と関係なく趣味で読んでいる本
      • Python関連の本(Pythonで書くのが好きなので)
      • 他にもあるはずなんだけど、忘れた。
    • 技術書以外の本
      • 漫画。最近読んでないけど。『ヒストリエ』とか新刊が発売されたら買って読む。
      • ビジネス書系。昔は自己啓発系読んでたけど、色々あった後はあんまり読まなくなった。
      • 趣味に関係する本。武道系の本とか、新しく始めようかなと思った趣味に関する本とか。
      • 小説…って書こうとしたけど、最近はライトノベルですら読めない身体になっている。
  • そもそも勉強のつもりで本を読むとつまらなくなるから、楽しいとき、読めそうなときだけ本を読む
    • 集中して読書を出来るかどうかは結構体調によって左右されそうだとここ2ヶ月で思ったので、まず生活リズムを整えるところが必要だったりする。
    • 寝不足厳禁。読書するなら。
    • とは言っても寝不足の時は生まれるので、その時はあきらめて読書しない。アニソン聞いたり(電車の中)、さっさと帰って寝るなり、他のことでもしてる方がいい。

そんな感じで色々試行錯誤しながら学習のサイクルを何とか作ろうとしています。

あまりにもサーバーとかネットワーク周りの知識が貧弱だと感じたので軌道修正します

今まで「コーディング」に限った非常に狭い意味でのプログラミングしかしたことが無かったんだなあ、と仕事をし始めて痛感してきたので、サーバー周りというか、Webプログラミングをする上で必要になる非常に基本的なところからの知識の補強をしないといけないなあと思い、積んでいた本を引っ張り出して読み始めました。

小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 ――インターネットやサーバのしくみが楽しくわかる

小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 ――インターネットやサーバのしくみが楽しくわかる

この本の購入当時は「前にネットワークとかそのあたりの勉強はしていたから大して分からないところも無いだろう」と思っていたのですが、甘かったですね! 分からないところ、結構ありました!

恥ずかしい話し、sshとか「聞いたことあるけど何なのかよく分からない」という状態なので、これをとっかかりにして足りない部分の補強をしたいと思います。家では集中できないので外でやることが多くなりそうですが。

『保護者のためのあたらしいインターネットの教科書』に記事を寄稿したら献本されたのでレビューしてみた

さて、ここで重大発表があります。
先日、私が書いた本が出版されました!!

…すいません、誇張しました。正確には私が書いた記事が『ほんのちょっぴりだけ』掲載された本が出版されました。これがその本です。

保護者のためのあたらしいインターネットの教科書

保護者のためのあたらしいインターネットの教科書

この本はその名の通り、保護者の方を主な対象読者に想定したネットリテラシー教科書で、「ユーザーの視点でインターネットにまつわるさまざまな問題の解決に取り組む団体」*1である一般社団インターネットユーザー協会(以下MIAU)が主導となって作られました。執筆陣に多数の著名な方を迎えたほか、MIAUがネットで幅広く執筆者を募ったところが特徴的だと思います。かくいう私もそういう経緯で記事を寄稿しました。以下がその時の募集要項です。

MIAU : 「オトナの教科書を作ろう!」募集要項

この教科書のコンセプトやターゲット読者層が上記リンク中の「エントリーから入稿までのワークフローや文章の仕様に関して」という資料に記載されているのですが、悲しいかな、ネットではリンク越しの文章は読まれない傾向にあるので、分かりやすいようにこちらに転載しますね。

コンセプト

  • インターネットやそのサービスに対して、「こどもの話が全然わからない」と感じている人たちに、以下のように読んでいただける教科書にする*2
    • なるべくわかりやすく(技術用語は控えめ)
    • 面白く(たとえ話を多め)
  • 今さら人に聞けない仕組みや、これまでよく考えたことがなかった問題を解説。
  • まず多くの人が使うようになった利便性や、それによって起こった社会変化にフォーカス。
  • そのあと、それを悪用した例と対策、意図せず起こってしまう問題と解決方法などを示す。

ターゲット

  • 保護者像
    • 子育てには献身的だが、ネットのことがわからない。
    • 子供の年齢は、小学校高学年から高校生まで。
    • 携帯電話などでのネット利⽤用経験はアリ。
  • 教育者像
    • パソコンは使うが携帯はあまり使わない。
    • ネットに関する⽣徒指導のポイントが掴めない。
    • 子供の行動、心理や悩みを理解したい。

これを見てもらえれば分かるように、普段ネットをあまり使ってない保護者を主にターゲットに置いている教科書です。なので普段からネット漬けの生活を送っている方にとっては自明すぎることばかりかかれていると思います。そういったネットに強い方は是非近くの「ネットに詳しくない方」に薦めてもらえればと思います。

これは勝手な想像ですが、上で引用したこの教科書のターゲット読書層は「必要最低限のネットの知識や作法を知りたい」という潜在的ニーズを持っていると思います。そういったニーズを満たす情報はネットにはゴロゴロしていますが、このターゲット読書層はネットに詳しくないから中々その情報に辿り着けないでしょう。この教科書の存在すら中々気づけないと思います。そういった方に必要な情報を届けるにはネットに詳しい皆様のアドバイスが必要なので、機会があれば薦めてもらえれば幸いです。

ここまで書いてみてレビューがまだできていないので私なりのレビューをしてみます。

私が担当したのは「炎上」の項目のみで、献本されてほぼ初めて他の方の原稿を見たところ、内容の分かりやすさと一貫性が取れていることに驚きました。たまたまの偶然なのか、はたまたMIAUの編集の賜物なのか、私が書いた炎上対策の基本的な原則とほぼ同じことが他の項目でも書かれているなど、内容の矛盾や齟齬が見受けられなかったので、ネット初心者が読むときに混乱しないような内容になっているかと思います。これは裏を返せば「一方の視点から見たネット観でしか無い」というデメリットでもありますが、それは今後リリースされる予定のWeb版に期待したいと思います。初めて執筆という立場に関わってみて分かりましたが、限られた紙幅では書けることに限界があるので、ここは仕方の無いところかなー、というのが個人的印象です。私の原稿でも書きたいけど書けなかったことがありますし。

他の読者の方が読んで気になるであろう点として、「内容が今現在のことに偏りすぎていないか?」ということにも言及しないといけないでしょう。「ツイッター」「ミクシィ」「モバゲー」「グリー」「Wii」「PS3」「XBox360」など、5〜10年もしたら陳腐化しているであろう*3固有名詞や固有の使い方に割かれている分量が割合多く、「教科書の内容がすぐに陳腐化するのではないか?」と言われたら、否定できないですね。文章の編集方針でこうした理由があった気もしますが、すぐに探し出せなかったので、気になる方はMIAUに意見を送ってみるといいかと思います。

あんまりレビューっぽいことが出来てませんが、一つのパッケージとしてわかりやすく今のネットの全体的な知識が得られる数少ない書籍の一つになっていますので、購入もしくは周りの方への推薦をしてもらえれば、執筆者の一人として嬉しい限りです。

*1:『保護者のためのあたらしいインターネットの教科書』の「はじめに」から引用

*2:ここだけ記法の都合で引用がそのままの形でできなかったので、多少付け加えております

*3:予想が外れていたらスミマセン。

読み逃しが多くなるメルマガをKindleに転送して読み逃しを減らす設定とか書いてみる

さて、日本にもKindleが上陸するやなんやかんや、という噂が立っては消え、立っては消えていた状態でしたが、今日大きなニュースとして飛び込んできましたね、角川のKindle参入のニュースが。

新文化 - 出版業界紙 - ニュースフラッシュ関連ページ

角川グループは大きいので、このニュースが他の出版社のKindle参入を促してくれることを個人的には期待しています。

まあ、ガセだという話しもありますが、ね!

さて、今回はそんなKindleをより便利に使える方法を書いてみたいと思います。

どんなネタかというと、この記事のタイトルにもあるように「メールマガジンをKindleに(半)自動的に転送する方法」です。

設定する前にメルマガの話し

最近色々な方が有料メルマガを始めていますね。私も二つほど購入しています。津田さんと小寺さんのメルマガです。元々私の興味がある分野のネタを大量に書いてくれるので、二人のメルマガは私にとっては「買い」の一言です。

そんなメルマガですが、一番の問題は「読み逃してしまいやすい」ということです。

メールボックスにはドンドン溜まるのに、メール形式であるが故に読み辛くて消化しきれないという問題が発生しがちです。

最近ではepub形式で配信するメルマガもあり、epubiPadなどに転送すれば俄然読みやすくはなるものの、転送という作業があるのが煩わしくなるのがネックです。

そこで、このKindleを活用してメルマガを自動転送して読むようにするのがオススメですよ。

Instapaperを活用して、メール - Instapaper - Kindle という連携を行えばよい

まあ、結論は上に書いたとおりなんですが、メルマガをKindleに転送するにはInstapaperというWebサービスを利用します。

Instapaperというサービスを知らない人にどんなサービスか簡単に説明すると、ネットサーフィン中に「後でコレ読みたいな」というニーズに答えてくれるサービスで、後で読みたいページのURLを保存してくれるサービスです。

このInstapaperは公式にKindleに対応しているので、メールをInstapaperに飛ばして、その後Kindleにも飛ばすようにすれば自動転送の出来上がりですよ。

それでは具体的な手順を紹介します。Instapaperのアカウントを持っていない方は予め作っておいてください。

まずこちらのブログ記事を参考にしてメール→Instapaperへの連携を行ってください。

シゴタノ! SH010:メルマガはInstapaperで読む

こちらに書いてあるとおりに設定します。

で、この後、Instapaperのサイトを開いて、Kindleと連携するように設定すれば終わりです。

で、肝心のKindle連携の部分を書こうと思ったんですが、面倒くさくなったのでやめます!

下のスクリーンショットを参考にしながら英語を読んで設定してください!

kindle_instapaper1

kindle_instapaper2

これでKindleをネットに繋がった状態にするだけで自動的にメルマガを読めるようになりますよ!

アウトプット癖を付けよう!

タイトルは自分に言い聞かせています。というのも、この頃、というかここ半年くらいまともにブログも書いていなければ、プログラミングも3ヶ月くらい?やれていない状態になっているため、アウトプットどころか文章を書くことすら忘れてしまいそうな自分がいるからです。

そんな状態から脱却するため、また20分間耐久日記を書いているというわけですね。

前回の耐久日記と大きく違うところ、それはこの文章を"Vimで"書いているところです。

文章を書いているエディタが何であるかなんて読者には全く関係ないことでしょう。
しかし!文章を書く人にとってはエディタが何であるかは一大事どころでは無いのですよ。

前回のブログエントリでVimをまともに使い始めるつもりと書いたので、その実践も兼ねているつもりです。

しかしまだVimの基本的な作業(モードの変換、上下左右に移動)は出来るようになっていますが、まだまだ"Vimって便利!"と思えるほど機能を使っていないのが実情です。

プログラミングなら色々行を飛び飛びで見ていきたくなるため、コマンドモードに移行して"行番号 + G"で行きたいところにカーソルを移動させたり、"cmd + f or b"でページを行きつ戻りつしたりするなど日常茶飯事です。こういう時にVimの力を実感するのだと思います。

が!単にブログの文章を書くときだと、一直線に文章を書いているため、行を頻繁に移動させたり、ページをそんなに行きつ戻りつしないんですよね。とりあえず今のところは。

なので、あまりVimの力を実感する機会も無いような気がするのですが… 誰かVim職人の方、ブログエントリをVimで書くときの「これがあるからVimでブログを書くのがいいんだ!」というTipsがありましたら是非教えてください。

今こうやって書いている中で、少しVimの力を感じたのは、文章の手直しをするときにコマンドモードで"$"を押すことで文末へ移動する技が役立ちますね。あと、"b"を押して単語単位で元に戻るのも今実践してみて役立ちました。何回もボタンを押下しているところに無駄を感じるので、もっと良いやり方があるのだと思いますが、Vim初心者の私にはまだ分からないところです。

でも普段からVimで書いていくようになれば、マウスやトラックパッドを使用せずにホームポジションのまま自在に行を移動できるようになるのかな、とか思っているのですが、それは妄想でしょうか?

あと、Vimに色々プラグインを入れて便利に使っている方がいるようです。私も見よう見まねで何個か入れてはいますが、全く有効活用できていないので、Vimの基本操作をもう少し身につけたらプラグインによるカスタマイズと運用に本格的に取り組んでみようかと思います。

…ここまで書いてきて、プログラミングのことに触れてないことに気がつきました。

プログラミング、しないとですねえ…実力無いのを実感しているだけに、自分で勉強していかないとどうしようも無いわけですから。

ま、頑張っていきます。

…20分にまだ満たないのですが、少し文章を書くのが辛くなってきたので、今回はここらで終わりにします。

次は少しプログラミング関係か勉強会参加エントリ的なものでブログ記事が書けると良いですね。

『入門ソーシャルデータ』読書会第一回に参加してきました

年明けから頭がボケてプログラミングできなくなっていたのですが、「これではいかん!」と思ったので先日*1勉強会に参加してきました。

第1回「入門 ソーシャルデータ」真面目に勉強する会 @外苑前 : ATND

いや、年明け前から登録してたから本当違うんですけどね。細かいことは気にしない!

で、意気揚々と勉強会に参加したかったのですが、最初から遅刻をするという問題が!くそ!俺のせいで仕事が遅れた訳じゃないのに!

そんなことを思いながら30分位遅れて会場に行ってみたら参加者全員の視線を浴びながら自己紹介するはめに!これ、なんて羞恥プレイですか?

そんなこんなで参加した勉強会ですが、メインプログラムである一章の解説にはほぼ間に合ったのでよかったですね。

普段参加しているPython界隈の勉強会で知り合った方は一人もいないので、ぼっちになって寂しいかなとか思いましたが、そもそもそんなにコミュニケーションがあるようではなかったので大丈夫でした。

私が普段Python界隈の勉強会に行っているから感じた違和感なのでしょうが、参加者の多く(7、8割くらい)がPythonをあまり使ったことがない人というところに驚く次第です。如何に自分が参加してきている世界がある意味偏っているのかがよくわかりましたよ!

あともう一つ特徴的だなーと思ったのは、学生の参加者が多いことでした。大学生や院の方が多い勉強会は初めてだったので新鮮でしたね。イベント主催(?)の「集合知の会」の特徴なんでしょうね。

集合知の会」は『集合知プログラミング』の時から勉強会を開いているようですが、章毎に講義する人は参加者の中から希望者がやるという形のようで、こういうシステムも初めての気がしたのですが、とてもいいシステムだな、と思ったのが参加して一番強く思った感想です。

最近勉強会に出てばかりで体調を崩しがちなので、養生しながら『入門ソーシャルデータ』を読み進めてみたいと思います。

入門 ソーシャルデータ ―データマイニング、分析、可視化のテクニック

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  • 作者: Matthew A. Russell,奥野陽(監訳),佐藤敏紀(監訳),瀬戸口光宏(監訳),原川浩一(監訳),水野貴明(監訳),長尾高弘
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*1:勉強会後に直ぐ更新するつもりだったのでこういう表現なのです。