プログラマ行進曲第二章

主にソフトウェア関連の技術をネタにした記事を執筆するためのブログ

アニメでヒストリエのパロディがされる昨今なのでヒストリエ読みましょう

ザ・手抜き記事。

ヒストリエをパロったアニメ

19:42あたりから始まります。1/26頃には有料になると思われるので、パロディ部分だけでも見ましょう。

パロディ元の名作漫画

ヒストリエ(8) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(8) (アフタヌーンKC)

最新刊は8巻のようだけど、今からでも十分追いつける!なぜなら進行が激遅だから!

1巻進むのに余裕で年単位かかっているはず。

…というか私も最新刊まだ買ってないので早く買わなくては…

golang製フレームワークのMartiniで簡単にHTMLとかをレンダリングしてみる

前回の記事の続きというか、Martiniの使い方のちょっとした紹介です。例によって公式に書いてあるものほぼそのものですけど。

で、今日やる内容は「html/templateパッケージを使うより楽にHTMLとかレンダリングする方法」です。まあ、一言で言ってしまえばmartini-contribっていうMartiniのアドオンを使うやり方なんですが。

前準備

何はなくともgo getです。

今回はmartini-contrib/renderパッケージを使用しますので、以下のようになります。

go get github.com/codegangsta/martini
go get github.com/codegangsta/martini-contrib/render

ファイル構成と中身

では実際のコードを記載する前にファイル構成を示しておきます。

├── server.go
└── templates
    └── hello.tmpl

前回と同じく、中核のコードはserver.goに記載するものとして考えてください。

今回はテンプレートとなるファイルを用意する必要があります。それがtemplatesディレクトリ下のhello.tmplです。公式のものそのままですが、中身はこんな感じだとして進みます。

gist8519450

では次にserver.goの中身です。

gist8518799

公式に書いてあるものほぼそのままですが、前回の記事の内容を受けているので、ハンドラを切り分けてhello関数としています。

これで前回と同じようにgo run server.goとやってhttp://localhost:3000/ にアクセスすれば、Hello master!と表示されるはずです。

今回のポイント

今回のポイントはmiddlewareであるmartini-contrib/renderパッケージを使っているところで、インポートした後m.Use()の引数にmiddlewareを渡してやればそのmiddlewareを使えるようになります。

このmartini-contrib/renderパッケージを使ってやれば、hello関数の中を見て分かるように、render.Render.HTML()に引数を3つ渡してやれば、あらかじめ用意してあるテンプレート(デフォルトではtemplatesディレクトリ下のtmplファイル群)を使用してHTMLをレンダリングしてくれます。

第一引数は返すべきステータスコード、第二引数は使用したいテンプレートファイルの名前、第三引数はテンプレートをレンダリングするときに使用したい情報です*1

今回の応用

middlewareを登録するときにオプションの情報を渡してやることで挙動を変えることができます。

gist8518873

この時のファイル構成はこうです。

├── server.go
└── templates
    ├── hello.tmpl
    └── layout.tmpl

詳しくは公式の情報参照。主だったものだけ以下で紹介します。

テンプレートディレクトリの指定

デフォルトではルート下にあるtemplatesディレクトリの.tmplファイルをテンプレート候補として探すようになっていますが、以下のオプションを指定するとテンプレートディレクトリを別のものに変更することが出来ます。

m.Use(render.Renderer(render.Options{
        Directory:  "another-templates",
    }))

レイアウトの指定

レイアウトの元になるファイルを指定できます。

m.Use(render.Renderer(render.Options{
        Layout:     "layout",
    }))

こう書くとlayout.tmplをレイアウトの元として指定します。

で、layout.tmplを以下のように書くとyield functionを使用したところにテンプレートをレンダリングします。まあ要するにJinja2とかでやるテンプレートの継承とかでやるような「レイアウトを設定するファイルを定義できる」ということです。多分。

gist8519662

テンプレートファイルの拡張子の追加・変更

デフォルトでは.tmplしかテンプレートとして解釈されないみたいですが、オプションで拡張子を追加すれば.htmlもテンプレートとして使えるようになります。エディタの都合とか考えると.htmlの方がいいという場合は多いと思うのでやってみたらいいと思います。

m.Use(render.Renderer(render.Options{
        Extensions: []string{".tmpl", ".html"},
    }))

他のオプションは公式リポジトリの説明でも見てください。ぶっちゃけ使ったことあるものしか紹介できないので。

最後に

MartiniはPythonで言えばFlaskみたいなもののように感じますが、こうやってmiddlewareを使えば機能も増やせるところがいいかなと思います。自分で作ることも出来るみたいですし。*2

今回はHTMLのレンダリングだけでしたが、同じやり方でjsonレンダリングも簡単にできるみたいなのでAPIサーバとかも割合簡単に実装できるかもしれません。

*1:html/templateの使い方参照、というか私もよく分かってません

*2:まだやり方分かりませんけど

Go言語(golang)の文字列とかスライスの扱いを少し勉強した

Qiitaに投稿したので今日はもうそれでブログ更新終わりにしたい。

ということで記事のリンクとコードをぺろっと貼って終わりにする。

リンク

Go言語でスライスとか文字列関係の勉強をしてみた

書いたコード

Go言語でスライスとか文字列関係の勉強をしてみた ref: http://qiita.com/tak ...

ブログカスタマイズとデザイン、HTML/CSSとJavaScriptなど

今日も雑文です。書き散らし。

JavaScriptとかCSSとか分からないから滅法ハンデ背負ってる

photo by Tricia Wang 王圣捷

週末で時間もあるし、今日こそは技術的記事にしようかなとか思っていたのですが、夜に空手稽古とかあって時間気になって調整できなかったので、また雑文です。

が、ちょうどいい機会だと思ったので、ブログカスタマイズに少し手を出してみました。

パッと見変わったところが分からないと思いますが、実はサイドバーに「人気記事を追加」と「カテゴリーをタグクラウドっぽく字の大きさを変える」ということをしてみました。

で、ここで思い知ったのが「HTML/CSSJavaScript(というかjQuery?)を知らないとこういったちょっとしたカスタマイズですらハンデ背負うんだな」ということでした。

というのも、ブログカスタマイズとかあんまりしたこと無いのでどうやるのかなー?なんて思いながらググって調べてみたら、私がやりたいようなことはだいたいCSSJavaScriptを使わないと無理だって事がよく分かったんですよね。

本当に初歩的なことなら分かるのですが、ほんのちょっと細かいところに手を加えたくなったら途端にこれらのしっかりとした知識が必要になってきて「うーん、このままではマズいなあ…」と思わざるを得ない事態です。

今年はブログカスタマイズを皮切りにしてCSSとかJavaScriptとか今まで手を付けていなかったところを埋めていくのを目標にするのも良いかもしれないかな、と思いました。

手抜き記事でお茶を濁す

昨日golangのWebアプリケーションフレームワークMartiniの軽い説明をしたので今日もそれをやろうかなと思っていたのですが、何故か一日が過ぎて更新する時間が無いので明日に回そうかなって思います。

というのも、一昨日辺りからデプロイに失敗したのか、Google App Engine上に乗せていたMartiniアプリケーションが動かなくなっていたやつの面倒を見ていて時間を取られていたので。まあ、以前の記事にも書いたと思うんですが、単なるプロフィールサイト(しかも未完成)なんですが。

とはいえ、MartiniをGoogle App Engine上で動かすやり方も分かってきたので、そういったものの紹介するだけでも価値があるかなと思うので、しばらくブログ更新ネタ自体は尽きなくて済みそうですね。

Go言語(golang)のWebアプリケーションフレームワーク、Martiniを動かしてみる

最近Go言語のWebアプリケーションフレームワークMartiniをいじってます。今日はそのMartiniの動かし方でも適当にアウトプットしようかなと思います。と言っても公式に書いているもののほぼ写しですが。

前準備

Go言語自体のインストールとかは割愛。1.1以降が必要みたいなので、最新版をインストールしましょう。

そうしたら次にフレームワークそのものをインストールしましょう。

go get github.com/codegangsta/martini

go getする際にグローバル環境を汚したくないという人は、お好みでgoenvとかgomとか、そういった類のツールを活用すると良いと思います。

動かす

ぶっちゃけREADMEに書いてあるものそのまんまですが、以下のようなコードを書いて保存しましょう。

gist8454383

これをserver.goみたいな名前で保存した後、go run server.goで実行すると動きます。デフォルトで使用するportは3000なので、http://localhost:3000/ にアクセスしましょう。画面にHello world!と出てきているはずです。

ちょっとした応用

上記コードを見れば何となく分かるように、martiniのインスタンスmを使ってm.Getの第一引数にURLパターンを指定し、第二引数にハンドラを指定します。上記の場合だとハンドラは単にstringを返す関数を指定しています。ちなみにm.Get()は見て分かるようにGETメソッドに対応しており、POSTを受け取りたいときはm.Post()、DELETEを受け取りたいときはm.Delete()などが用意されています。渡す引数の種類も同じ(はず)です。

で、少し書くだけで分かると思いますが、URLパターンの数が多くなって指定する数が増えるとmain関数内にm.Get()などをその分だけ書くのですが、その際、ハンドラをそのまま直に書いていると後でメンテしづらくなると思うので、関数を宣言しておいてそれを呼び出すようにするとスッキリすると思います。以下、上記のコードを分離した例です。

gist8454399

Martiniを使ってみての感想

今現在、実際にMartiniとGoogle App Engine使ってWebアプリを動かしている*1のですが、PythonにおけるFlaskのような感覚でWebアプリが作れるので、個人的にはシンプルで気に入っています。

あと何といっても、2014年1月16日現在ではMartiniのコード量もそう大して多くないので、挙動が気になったらソースコードを読みに行けば解決することができるのもいいですね。今までWebアプリとか作ったことなかったのですが、シンプルで薄いフレームワークなので勉強になります。

Google App EngineにデプロイしているMartiniを使ったWebアプリ(ただし単なるゲストブック)のエラーが戻せたら、MartiniとGoogle App Engineの組み合わせをどうやるかもブログにしてまとめたいですね。といっても公式READMEにやり方書いてあるんですけどね!

*1:といっても単なるゲストブックアプリで、しかも2014年1月16日22:15現在、デプロイの失敗のせいか、golang標準のhtml/templateのエラーが返ってきて動いていないのですが…

今日学んだこと-シリーズ2

新年明けてから(ほぼ)毎日ブログを更新することでだんだんリズムが取れてきて、更新すること自体へのハードルは下がってきました。後は限られた時間の中で記事の質を上げていくことを考えていかないとな−、って思ってます。

What I learned today

前にも同じような記事を書きましたが、「ネタに困った」or「短時間に書き上げたい、書く時間を確保できない」という時の緊急手段的なエントリとして活用しようかなと思います、このテーマ。

今日は以下の本を軽く読んだってことで感想をちょろっと書いてみます。

Learning Python Design Patterns

Learning Python Design Patterns

本当はさっさと読み上げたいんですが、コード書く時間も少なくなってきてそっちに時間を割いていると中々本を読む時間を確保できないというのはエンジニアあるあるなんでしょうねえ。

で、肝心のこの本ですが、ようやくChapter 3のFactoryパターンの最後の方まで読むことが出来ました。

全部でChapter 7なのでまだ半分にもたどりついていませんが、その中で感じたことなど。

この本はFactoryやFacadeなどのパターンをPythonで実装する場合のコードも掲載しながら各パターンを解説しているのですが、実用的なコードというよりも解説用のコードになっている感じがするので、「今までデザインパターンのことを全く勉強してなかった人」でPython読める人が対象読者なのかな、と感じました。

逆に言うと、今までどこかでデザインパターンのことを勉強していたり、あるいは勉強していなくてもデザインパターンに則った形で実装することが出来る人は読む必要がないものなのかな?と思っています、今のところは。

まあ、私は今までデザインパターンの勉強をあまり出来ていなくて、結城浩さんのJavaでのデザインパターン本も途中までしか読めてない(※Javaをあまり読めないから)状態だったので、ちょうどいい教材になっております。

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン

オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン

Head Firstデザインパターン ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本

Head Firstデザインパターン ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本

原著も含めたデザインパターン関連本でも貼っておきます。特にアフィリエイトを設定しているわけではないので適当に踏んで買ってみると良いかもしれませんね。