最近Go言語のWebアプリケーションフレームワークのMartiniをいじってます。今日はそのMartiniの動かし方でも適当にアウトプットしようかなと思います。と言っても公式に書いているもののほぼ写しですが。
前準備
Go言語自体のインストールとかは割愛。1.1以降が必要みたいなので、最新版をインストールしましょう。
そうしたら次にフレームワークそのものをインストールしましょう。
go get github.com/codegangsta/martini
go get
する際にグローバル環境を汚したくないという人は、お好みでgoenvとかgomとか、そういった類のツールを活用すると良いと思います。
動かす
ぶっちゃけREADMEに書いてあるものそのまんまですが、以下のようなコードを書いて保存しましょう。
これをserver.go
みたいな名前で保存した後、go run server.go
で実行すると動きます。デフォルトで使用するportは3000なので、http://localhost:3000/ にアクセスしましょう。画面にHello world!
と出てきているはずです。
ちょっとした応用
上記コードを見れば何となく分かるように、martiniのインスタンスmを使ってm.Get
の第一引数にURLパターンを指定し、第二引数にハンドラを指定します。上記の場合だとハンドラは単にstringを返す関数を指定しています。ちなみにm.Get()
は見て分かるようにGETメソッドに対応しており、POSTを受け取りたいときはm.Post()
、DELETEを受け取りたいときはm.Delete()
などが用意されています。渡す引数の種類も同じ(はず)です。
で、少し書くだけで分かると思いますが、URLパターンの数が多くなって指定する数が増えるとmain関数内にm.Get()
などをその分だけ書くのですが、その際、ハンドラをそのまま直に書いていると後でメンテしづらくなると思うので、関数を宣言しておいてそれを呼び出すようにするとスッキリすると思います。以下、上記のコードを分離した例です。
Martiniを使ってみての感想
今現在、実際にMartiniとGoogle App Engine使ってWebアプリを動かしている*1のですが、PythonにおけるFlaskのような感覚でWebアプリが作れるので、個人的にはシンプルで気に入っています。
あと何といっても、2014年1月16日現在ではMartiniのコード量もそう大して多くないので、挙動が気になったらソースコードを読みに行けば解決することができるのもいいですね。今までWebアプリとか作ったことなかったのですが、シンプルで薄いフレームワークなので勉強になります。
今Google App EngineにデプロイしているMartiniを使ったWebアプリ(ただし単なるゲストブック)のエラーが戻せたら、MartiniとGoogle App Engineの組み合わせをどうやるかもブログにしてまとめたいですね。といっても公式READMEにやり方書いてあるんですけどね!