プログラマ行進曲第二章

主にソフトウェア関連の技術をネタにした記事を執筆するためのブログ

『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』を見てきました

全ては表題の通り、『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』(←長いタイトルですね)を見てきました! なのでちょっとした感想で記念に書こうかと思います。以下はネタバレ全く無いので、まだ見ていない方でも安心して読めますよ。

9/18(土)の公開日以来、Twitterやアニメ関係のネタを扱うサイト・ブログで内容を示唆する書き込みがちらほらあったので「まあ、こんな感じのお話なんだろう」と思っていた通りのお話でしたね。そういう意味では予想を大きく裏切る点はなかったかと。正直なハナシ、これから見に行かれる方はシナリオの「意外性」には期待しない方がいいかと思いますよ。

ただ、これは映画館のスクリーン&音響で見たほうが絶対に楽しめますね!キーワードは「圧倒的な物量」です。劇中の主に戦闘シーンにおいてとても一目では処理しきれないくらいの物量が詰まったシーンが連続で続くのですが、その迫力は(ホームシアターでも設置していない限り)家庭で見ても半減以下になると思われます。この「圧倒的な物量」のシーン、私の考えるところでは、シナリオで訴えたかったことを的確に表現している部分だと思うので、これは体験してみることをオススメします。水嶋監督のインタビュー(注:リンク先ネタバレ注意!)によると、制作に時間がかかって公開一週間前まで作っていたという話でしたが、「この物量を描いてたならそれもしょうがないかもね」と思うくらいの量でした。

シナリオに関して否定的に書いているように見えるかもしれませんが、個人的には00はよく頑張っていると思います。それは劇場版00を見ても感想は変わりません。制作陣が00のテーマを公式にどう言っているのか知りませんが、「対話の可能性を探る」という部分を丁寧に掘り下げているという印象を私はTV放送時から受けていたので、劇場版のオチがああいう風に「ま、落しどころはこんなところだよね」という状態ではありましたが、描写するのが難しいところに果敢に挑戦したところはとても良かったと思っています。他の方はどういうふうに思ったのか、色々感想をこれから探ってみたいところですね。