プログラマ行進曲第二章

主にソフトウェア関連の技術をネタにした記事を執筆するためのブログ

iOSに移植されたノベルゲーム『428 〜封鎖された渋谷で〜』が面白くて寝不足になるほどだった

いや、もうなんていうか、表題の通りなんですが、11月になってから数日したあたりの日にいつものごとくはてなブックマークでトレンドになっているニュースを見ていたら、このゲームがiOSに移植されるというニュースを見たんですね。確か見たのはファミ通の以下の記事だったと思います。


【速報】iOS版『428~封鎖された渋谷で~』は明日2011年11月3日配信予定! 祝日全部あてても惜しくない名作ですよ! - ファミ通.com


私が見た記事が上記のものだったかどうかは記憶に無いんですが、とりあえず、この『428』というゲームが高評価だったのは次世代機*1を遊んでいない私の耳にも入ってくるほどでしたので、気になっていました。まあ、ファミ通クロスレビュー40点満点は大袈裟にしても、評価される理由はあるくらい面白そうだから遊んでみたいなあ、とは思いつつ、だからといって据え置き機を買う気になれずに遊んでいなかったわけです。


で、そんなこんなでiOSに移植されると聞いて、早速買って遊んでみました。1800円という値段も、普通のゲーム機の値段と比べれば安い方だろうという意識でいることや各種iOSのノベルゲームも買っている*2ことも手伝い、買うことに大して抵抗もなかったわけです。


遊んでみた結論。確かに面白い!!!


遊びはじめて主人公5人が出揃ったところで事件の成り行きが気になってきて、気がついたらどんどん睡眠時間を削って遊んでました。おかげで最近身体にガタが来ています。


一応本編はエンディングまで終わった感想ですが、凡百のドラマよりもずっと面白いと思いました。選択肢をミスするとあっという間に死んだりBAD ENDを迎えるので、先に進めたときの喜びは大きいし、エンディングまで辿り着いたときの達成感もありましたね。


主人公だけで無く、登場人物全員がどこかしらアクがあるんですが、事件の進み具合と平行して時折見せるエピソードや登場人物の気持ちがあいまって感情移入具合が半端無かったです。特に主人公の一人の大沢賢治と御法川実のエピソードが個人的にヒットしました。大沢の方は担当刑事の梶原のやりとりもよかったですし、御法川の方は原稿を完成させることに対する思いや勢いに感情移入しましたね。


プレイ済みの人がオススメするのもよくわかる、というところです。


基本的に実写のサスペンスドラマ(ただし静止画中心、声は無し)なので、「アニメ声は生理的に気持ち悪い」という私の母のような人にも安心して進められるゲームだと思います。


428 〜封鎖された渋谷で〜 1.0.1(¥1,800)App
カテゴリ: ゲーム, ブック, ミュージック, アドベンチャー
販売元: CHUNSOFT - CHUNSOFT Co., Ltd.(サイズ: 1,466.4 MB)
全てのバージョンの評価: (130件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応


お試しのLite版もあります。…がBGM無かったりとか、本編のものより劣化が目立つらしいのでそこは注意。


428 〜封鎖された渋谷で〜(Lite) 1.0.1(無料)App
カテゴリ: ゲーム, ミュージック, ブック, アドベンチャー
販売元: CHUNSOFT - CHUNSOFT Co., Ltd.(サイズ: 16.4 MB)
全てのバージョンの評価: (23件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応

*1:WiiとかXboxとかPS3のこと。PS2より後はゲームをやっていないため、未だにこういう認識。

*2:Steins;Gateとかキラ☆キラとかMemories Offとか。Steins;Gate以外は安くなったときに買いました。