本当は新年明けて幸先良く元日にこの記事をアップしたかったんですが、手続きなり設定なりをやっている内に過ぎてしまいました。ようやく準備が出来たので、私のiPhone 4S乗り換え記事、というか3GSお疲れ様記事を始めます。
何で4S乗り換え記事ではなく、3GSお疲れ様記事なのか? それはひとえに、iPhone 3GSを契約した2010年1月から新しく4Sを契約した2011年12月まで約二年間の間ずっと私は3GSをケースを全く付けずに使っていたからです。
大半のiPhoneユーザーはiPhoneを買うのと一緒にケースも買って装着していることと思います。しかし私は故スティーブ・ジョブズ氏が言ったと言われる「指紋が付いたら拭けばいいだろ」「アンタも年が経てば老いるだろ?」という発言*1に無意味に感化され、全くケースを使わずに使うことを決めていたのです。
その無駄な決意を二年間もの間続けていたらどうなったのか? それをお見せしたいと思います。追悼の意味も込めて、3GSから乗り換えたiPhone 4Sで撮影した写真でお送りしますね。
ああ3GSよ永遠なれ…
百聞は一見に如かず。まずは裏面の様子を御覧ください。
どうでしょう?この歴戦の勇者達が負ったかのような生々しい傷跡。3GSを使ったことがある人でも分からないかもしれませんが、どうやらiPhone 3GSの表面には何か薄いコーティングがあるようで、それがところどころはげているのがよく分かりますね。特にAppleのロゴの部分に斜めに傷が入っているのが歴戦の勇者達を彷彿とさせます。
…単に私が3GSと家の鍵を同じポケットに入れていたからこうなったということは内緒です。
次は表面。
表面は大して傷が付いてないんですね。傷が付いているように見えるかもしれませんが、表面にはパワーサポート製のアンチグレアフィルムを付けていて*2、そのフィルムに付いた傷やはがれかかった部分がそう見えるだけです。
次からは我が愛しの3GSが負った名誉の負傷を取り上げます。
( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ _, ._ (;゚ Д゚)
…そう、なんと3GSの音量ボタンは取れてしまっているのです!!
何故こうなったかというと、ケースを付けないでつかうものだから、良く手の中から滑り落ちて落とすことを何回も繰り返したからです。10回はやらなかったけど、多分5回以上は落としたと思います。
音量ボタンが取れた当初は爪を立てて音量ボタンがあったところを押せばまだ音量調節できたんですが、もう一回落としたときにiPhoneの接合部分がずれてしまったようで反応しなくなりました。上記の写真2枚をよく見てもらうと少しずれて中身がちらっと見えているのが分かると思います。
よってソフトウェアでの音量調節しか出来ない状態です、今でも。
何回も落とすお馬鹿なオーナーの仕打ちによく耐えてくれました…
では次に参ります。次はスリープボタン(っていうんでしたっけ?)まわりから。
( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ _, ._ (;゚ Д゚)
…そう、こちらもまた名誉の負傷を負っており、iPhone 3GSのあられもない中身がパンチラのごとく見えてしまっているのです!!
例によってこれも3GSを落としたことでスリープボタンの周りの部品が取れたのですが…落下ダメ、ゼッタイ!
こんな状態でもちゃんとスリープボタンは機能するところは偉いと思います。オーナーは馬鹿でも従業員は優秀です。
シャイニングガンダムの称号をあげたいくらい頑張ったね、3GSよ…
我が愛しのiPhone 3GSの融資、もとい勇姿はいかがだったでしょうか?
これだけボロボロになりながらも戦い抜いたiPhone 3GSの姿に、私は小学生の頃見ていたアニメ『機動武闘伝Gガンダム』のシャイニングガンダムを思い出してしまいました。
あれもデビルガンダム戦、マスターアジア戦を経てボロボロになった後*3、乗り換え機であるゴッドガンダムに戦闘データを移してゴッドガンダムにお姫様抱っこされて役目を終えているわけですが、戦闘データを移して役目を終えるというところが3GSから4Sへの移行とかぶり、そしてボロボロの姿がシャイニングガンダムの最期とかぶるのです。
その勇敢な姿と戦い抜いた勇気に敬意を表したいと思います。
ありがとう、我が愛しのiPhone 3GS…また活躍する時を楽しみにしてるよ…