プログラマ行進曲第二章

主にソフトウェア関連の技術をネタにした記事を執筆するためのブログ

父の田舎へ墓参り、そして父お勧めの鰻屋へ

一昨日、父の田舎に墓参りに行きました。

色々事情があって、前回行ったときから15年は軽く経った(はずの)田舎でした。なので、よく覚えていないところがイッパイ、というか、ほとんど知らない町でしたね。

目的地の寄居に着くと、こんなものが目にとまりました。

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東武東上線のイメージキャラクター姫宮ななのポスターですね。こういうのを見ると、「本当にそっち系のキャラクターを採用したんだな、東武鉄道さん」という気持ちになります。姫宮ななのブログがあるなんてことも、この記事書いている途中で調べて初めて知りましたよ。

さて、そんな父の故郷ですが、父お勧めの鰻屋に連れて行ってもらいました(←実はここからが本題)。

以前から父は(スーパーの出来合いの鰻を指して)こんなことを言っていました。

本当の鰻っていうのはこういうのを言うんじゃないんだよ

そう父が豪語していた理由はとある鰻屋の鰻を基準にしていたからだということは知っていました。そして父が田舎に墓参りするときにはいつもその鰻屋に行くことも。

今回、私も父の墓参りに同行することにしたので、件の鰻屋に連れて行ってもらいました。

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「八千代うなぎ」というのが父お勧めの鰻屋です。写真じゃ分かり辛いですが、1階がお店、2階がお店の人の家という形なのと、大通りから結構住宅地の中に入った所にあるので、知らない人は見つけ辛い所だったと思います。

メニューは鰻屋らしく、ほとんど鰻のメニューでした。

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メニューだけ見ると「高い!」と読者の方はおそらく感じるでしょう。私も同感です。私もこれだけ高い鰻重を食べるのは始めてだったので、「どんなものが出るんだろう?」と思っていました。父が言うことは半分に聞いていたので期待値を下げ、竹うな重を注文して待っていたところ…

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そ、想像以上じゃないか…… クオリティが高い…!!

実際、食べてみておいしかったです。としか言いようがないです。正直値段以上の価値はあったと思います。下のご飯が見えないくらい鰻が乗った鰻重なんて初めてでした。

食べ物のレビューなんてしたことないので、上手いこと言えませんけど、一言でいうなら「お勧めのお店」です。今回ばかりは父の言っていた通り、「本当の鰻」を知ったように思います。父曰く、「都内でこのクオリティのものを出すとすると、この値段には収まらない」だそうですが、おそらくそうなんでしょうね。都内だと場所代も高そうですし。加えて、人がほとんど歩いていないような場所なのにお店には客がそれなりに入っていたことからも考えると、味もしっかりした実力派のお店なのでしょう。

お店の人に伺った所、八千代うなぎの創業は昭和32年とのこと。ということは、今年で52年目ですね。父の話と総合すると、店主が代替わりしても味の継承が上手く行っているようです。これからも活躍してほしいですね。

八千代うなぎは公式ホームページを持っていないようなので、興味を持たれた方はググってみるといいと思います。このエントリーを書いている時点では簡単に情報(電話番号や住所など)が出ましたよ。

google:八千代うなぎ

そんなわけで、今回記事は初のグルメレビューで締めます。