最近のDevOpsだとかInfrastructure as Codeとかの流れを汲んだ開発スタイルに少しでも触れていたらHashicorp社製ツールには何らかの形でお世話になっている人が多いと思います。私もその一人ですが、Hashicorp製のツールの中で「これ、よく分からん」というものがあって、それがConsulとSerfでした。
というわけで、去年の年末から年始にかけてConsulいじってみて、「なるほど、全自動オーケストレーションとかに使えるツールなのか(そこまで設定するのが大変そうだけど)」という感触を掴めるくらいには理解できてきました。
で、以下はConsulを勉強する時にとても役に立った資料です。
一番最初の「やわらかConsul」はConsulでどういうことが出来るのかを実際にConsulクラスタを組んで体験できるのでオススメです。ただ、バージョンが変わったりしていてビルド時にバージョン番号を一部変更する必要があったりするので、docker-composeの使い方が分かってないとそこで詰まるかも知れません。
2つ目のエントリもやわらかConsulと似たようなものですが、dockerを利用してConsulクラスタを組んで新しめの機能を体験できるようになるのでこれもオススメです。この中で使われているgliderlabsのconsulのDockerfileを読むと軽量なAlpine LinuxのDockerイメージが有効活用されてるなってことも分かって勉強になると思います。
最後はHashicorp製ツールのことを調べていたら絶対にいくつかの資料が出てくる前佛さんのサイトですが、参考役やslideshareの資料含めて、「Consulとは何か?」「Serfとは何か?」ということが分かるので、こちらも読んでみると非常にためになります。 前佛さんはHashicorp社製ツールについて最近本を出しているので、気になる方はそちらも購入してみると良いでしょう。 (私はもう既に買いました)
DevOpsを支える HashiCorpツール大全 (Think IT Books)
- 作者: 前佛雅人,クリエーションライン株式会社
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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