プログラマ行進曲第二章

主にソフトウェア関連の技術をネタにした記事を執筆するためのブログ

「(PC|ネット)初心者のためのMy知識ダダ漏れ講座番外編 vol3.5「この講座の目的って何よ?」

前回の記事

さて、前回はタブブラウザの有用性について語ったわけですが、今回は番外編として、この「(PC|ネット)初心者のためのMy知識ダダ漏れ講座」シリーズの目的について書きたいと思います。確かvol.1の時に少し触れたと思いますが、深くは触れていなかったので、今回の番外編でこの講座の目的をはっきりさせておくと読者の方も記事を読むスタンスが明確になっていいかなと思ったので。

この講座を始めようと思ったのはvol.1でも書いたように、高校時代の友達M君との会話がきっかけでした。Ustreamのような動画配信サービスやソーシャルブックマークといったサービスは言うに及ばず、IE以外のブラウザもあまり使ったことがない彼に驚いた私は「そうか、こんな取るに足らないと思いこんでいた情報でも結構役に立つんだ」と知り、そういった「普段私がネットを使用する際に何気なく利用している小ネタを紹介する講座は読んでもらえるのではないか?」と思い、始めたのがこの講座です。

そんな経緯を辿っているため、この講座ではあくまで私の知っている便利な情報を「紹介」するところまでしか書いておりませんより深く知りたいときや、紹介されたサービスなどの詳しい使い方を知りたい場合はググってください、というスタンスです。

今はGoogleやYahoo、Bingなど優れた検索エンジンを利用すれば知りたいと思った情報は(専門性が高いとか特殊なものでない限り)簡単に手に入ります。しかし現在の検索エンジンでは簡単に探し出せない場合があります。それは探そうとしているものに関するキーワードや概念を全く知らない場合です。

例えばこんな例はどうでしょうか? 写真を撮るのが趣味でPCに大量の写真を保有している人(仮に「A氏」と呼ぶ)がいたとします。A氏にはおそらく写真共有サービスのFlickrを使えば趣味の写真撮影の幅がより広がると思うのですが、A氏がFlickrの存在を知らなくて且つ「Flickrっていう君にぴったりのWebサービスがあるんだよ」と教えてくれる人も周りにいなかったら、検索エンジンを使ったとしても「世の中には"写真をネット上に保存できて共有することが出来るサービス"があるらしい」ということにA氏が気づくのはほぼ無理でしょう。なぜなら、現在の検索エンジンは「キーワード」を軸にした検索*1のため、未知の情報や概念を知るのには不適切だからです。

そんな人のために便利なサービスや情報の存在を教えること、それがこの講座の目的です。

この記事内でも今まで紹介してなかった面白いサービスに少し触れているので、興味を持った方はリンクを辿ったり、ググってみたりしてみるといいと思いますよ。

*1:キーワード主体でも、内容を横断的に検索しようとする連想検索なるものもあまり知られていませんがあります。代表的なものは[http://shinshomap.info/search.php:title=新書マップ]や[http://imagine.bookmap.info/index.jsp:title=想-Imagine Book Search]ですかね。